インプラントとは
インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨にインプラント（人工歯根）を埋め込み、人工歯を被せて歯を補う方法です。欠損部の両隣の歯を削らなければいけないブリッジとは違って、他の健康な歯を守ることができます。また、入れ歯よりも噛む力が強く、天然の歯と遜色ない噛み心地を取り戻すことができます。
インプラント治療には手術が必要となります。患者さんの体の状態によっては治療を受けられないケースもありますが、顎の骨が足りない方には骨の量を増やす治療で対応可能です。インプラント治療にご興味のある方はお気軽に狭山市の当院までご相談ください。
インプラント治療の流れ
-
1診断と治療計画
まずレントゲンやCTなどによる十分な診断を行い、治療計画についてご説明いたします。
-
2インプラント手術
歯を失った箇所に手術でインプラントを埋入します。顎の骨にしっかりと固定するまで3～6ヶ月待ちます。
-
3治療期間
消毒や抜糸などのプロセスを経た後、インプラントの固定部分と歯の装着部分を連結させるための「アバットメント」と呼ばれる部分を装着します。
-
4歯冠の装着
アバットメントの装着後は歯の型取りを行い、歯の形や色、歯並びを確認します。その後、歯冠を被せれば、インプラント治療は完了です。
インプラント10年保証
狭山市の当院で埋入したインプラントは「10年間保証」付きです。ただし3ヶ月に1回の検診を継続している方に限ります。
インプラントの部品が破損した場合
患者さんには部品代のみ請求いたします。補徹物の修理に関しては技工代を請求します。
インプラントの上部構造が破損した場合
責任の所在がどこにあるかにより対応が異なります。責任がこちらにあるときは100％当院が負担します。
骨が少ないと言われた方へ
他の歯科医院で、顎の骨の量が少ない、厚みが足りないと言われて、インプラント治療を断られた方へ。当院では骨の再生を促す治療を実施しておりますので、気軽にご相談ください。
GBR（骨誘導再生）
インプラント埋入後に、骨が足りない部分を人工膜で覆い、骨の再生を誘導する方法です。
ソケットリフト
少量の骨を補えばインプラント治療が可能になる場合におすすめの治療です。歯肉を小さく切り開くため、患者さんの体にかかる負担は軽くて済みます。
サイナスリフト
失われた骨の量が多い場合に実施する治療方法です。手術で切り開く範囲が大きくなるため、患者さんの身体的負担が大きくなることがデメリットです。
Q&A
- Q インプラントの素材は？
- A インプラントの素材はチタンです。チタンは、人工関節などさまざまな分野で使用され、生体親和性の高い素材として世界で認められています。骨との馴染みをさらによくするために、表面処理が施されています。
- Q インプラントの寿命は？
-
A
インプラントの寿命は一概に言い切ることはできません。ただし、治療後に歯科医院で定期的なメンテナンスを受けたり、日頃から適切なブラッシングを行ったりするほうが長持ちすることは間違いありません。
また、当院で治療したインプラントは10年間の保証を適応しています。保証を受けるためには3ヶ月に1回の検診が必須となっております。
- Q 手術後に注意することは？
- A 手術後は、麻酔が切れた後に痛みを感じたり、数日に渡って痛みや腫れが続いたりします。その間は歯科医師の指示に従って安静にしてください。食事では硬い食べ物を避けるなどの配慮をしましょう。
インプラント周囲炎について
インプラント周囲炎とは、インプラントの治療を行った部分で起こる、歯周病と同様の病気です。ブラッシングで取りきれなかったプラーク（歯垢）が固まって歯石となって歯周病菌の温床となり、最悪の場合は顎の骨を溶かしてしまい、インプラントが脱落します。
インプラントで治療した歯には神経がないため、患者さんが気づかないうちに進行しやすいことが特徴です。当院では、導入しているプラズマという機材で消毒を行い、インプラント周囲炎を収めることが可能です。インプラントを長持ちさせるために、必ず3ヶ月に1回の検診を受診してください。ご自宅でのケアについてもアドバイスいたします。狭山市でインプラント治療後のメンテナンスなら当院へお任せください。
